不要な物は持たないで暮らした方が、日々の暮らしは豊になります。
日本の住宅事情を考えた場合、大量の不用品を収納するスペースはありません。
最近は断捨離という言葉が流行っており、要らない衣類や道具をどんどん捨てる事がブームとなっています。
家財道具が増えると、その分だけ自分の部屋の空間も減ってしまいますし、お引越しの時も大変です。
不用品が大量にあると引っ越しのコストが膨らみます。
荷造りも大変になりますので、一年以上利用していない趣味の道具などは覚悟を決めて捨てた方が良いかもしれません。
工具なども今では専門のサービスでレンタル可能となりました。
電動ドリルや電動ドライバー等は趣味のDIYで大活躍するでしょう。
しかし普段の暮らしで必要な物ではありません。
更に春や秋はDIYに最適なシーズンですが、気候が厳しい日本の夏や冬場は日曜大工には不向きです。
極寒の寒空の下では作業が捗りませんし、室内で板を電動のこぎりでカットする事は出来ないでしょう。

夏場もまた同様で、炎天下のもとで長時間にわたり日曜大工の作業をすれば熱中症のリスクが高まります。
結果的にDIYを趣味になさっている方も、実は工具を活用するのはほとんど春と秋頃だけです。
一年を通して使う製品であれば自宅の物置などに保管しておく意義はありますが、必要な季節が限られている道具類はあえて所有せず、必要な時に専門会社に連絡してレンタル利用する、というのが賢い方法でしょう。
道具はただ使うだけではなく、収納するスペースとお手入れの手間が必要です。
お手入れをせずに保管していた道具は錆びてしまったり、パーツが紛失してしまうばかりです。
また小さなお子様が家庭にいらっしゃいる場合、鋭い刃がついた道具類を身近な家庭内に保管しているとトラブルの原因になりかねません。
まるでDVDのような感覚で借りる事ができ、例えば二泊三日や一週間といったスパンでレンタル出来るため、都合に合わせて長さを決められます。